誕生
カイロプラクティックはアメリカで100年以上前にD.D.パーマーにより発見された新しい医療です。カイロプラクティックとは、パーマーの患者であり友人でもあったサムエル・ウィードによって名づけられた言葉です。D.D.パーマーは雑役夫をしていたハービー・リラードが、17年間耳が聞こえないことを知り、どうしてその様になったかを聞くと「17年前のある日、窮屈な姿勢で身をかがめた時、何かが背中を走るような感じがして、それっきり何も聞こえなくなった。」と答えました。D.D.パーマーはその時の状況に興味を持ち、リラードの脊柱を検査している時、椎骨に盛り上がったコブが出来ているのを発見しました。D.D.パーマーはその椎骨をもとに戻せば聴力が回復するのではないかと考え、リラードを説得して両手でその椎骨を押し込んだ瞬間、17年間失われていたリラードの聴力が回復しました。それが1895年9月18日のことであり、世界で最初にカイロプラクティックが誕生した瞬間です。
名前
カイロプラクティックの名称は、ギリシャ語の Chiro(手)と Prakticos(技術)を組み合わせた造語です。
「カイロプラクティックとは」
人間の立位(直立二足歩行)姿勢は最も重力の影響を受け、
「構造力学的障害」と「神経系」に影響をもたらすという理論」を基に、
「筋骨格系の生体力学的障害」と「神経系の機能異常」との関係から
「健康全般への影響を評価、治療、予防」する専門職であり、
手のコンタクトによる「脊椎のアジャストメント」を行うスペシャリストである。
分かりやすく言えば
「正常な位置を逸脱し神経を圧迫している椎骨」
を手によって元の位置に戻してやり、
神経を正常に働かせ、それによって本来人間の持っている
先天的治癒力を100%引き出し 健康を回復・維持するものである。